AUDIO GUIDE
iPhoneのボイスメモの音が小さい原因は?
音量を上げる方法を解説
「iPhoneのボイスメモを再生しても声が小さい」「録音した音声そのものの音量を大きくしたい」とお困りではないでしょうか。
ボイスメモの音が小さい原因は、「再生環境」「録音済みファイルの音量」「録音時の状態」の大きく3つに分けられます。まずは自分がどの状態に当てはまるか確認してみてください。
再生時のボイスメモ音量が小さいときの確認方法
ファイル自体を加工しなくても、iPhoneの設定を確認するだけで解決する場合があります。まずは以下の4点を確認してみてください。
- iPhone本体の音量を確認する 再生中にiPhone側面の「音量を上げる」ボタンを押し、音量インジケーターが上がっているか確認します。
- 別の出力先につながっていないか確認 Bluetoothイヤホンや外部スピーカーに接続されたままで、iPhone本体から音が出ていないケースがあります。コントロールセンターから出力先を確認しましょう。
- スピーカー・イヤホン側の問題ではないか確認 イヤホンの故障や、スピーカー部分にゴミが溜まって物理的に音が小さくなっている可能性がないか確認します。
- 別の音声でも小さいか確認 YouTubeやミュージックアプリなど、別のアプリで音声を再生してみてください。他のアプリでは適正な音量で聞こえる場合、ボイスメモのデータ自体が小さい可能性が高くなります。
録音済みのボイスメモ自体の音量を上げる方法
iPhoneの音量を上げても聞き取りにくく、ほかの端末で再生しても小さい場合は、録音された音声自体の音量が小さい可能性があります。この場合、音声ファイルそのものの音量を引き上げる処理が必要です。
音声ファイルを保存する
まずはボイスメモから録音データを書き出し、ブラウザで扱えるファイルとして保存します。通常のボイスメモは、ファイルへ書き出すとM4A形式(.m4a)になります。
- ボイスメモアプリで対象の録音を開く
- 「…」から「共有」を選ぶ
- 「“ファイル”に保存」を選び、保存先を指定する
音量調整ツールで大きくする
保存したファイルは、WebToolGenの音量調整ツールを使用することで、アプリをインストールすることなくブラウザ上で簡単に音量を大きくすることができます。
録音済みの音声を大きくする
WebToolGen 音声ファイル音量調整ツール
M4A・MP3などの音声ファイルをブラウザ上で処理。外部サーバーへ送信せず、音量を調整して保存できます。
上げすぎると音割れすることがある
音量を上げるときの注意点
音量調整ツールは非常に便利ですが、注意点もあります。音量を上げると、声だけでなく背景の雑音(ノイズ)も一緒に大きくなります。また、極端に音量を上げすぎると「音割れ」が発生し、かえって聞き取りづらくなることがあるため、少しずつ調整して最適な音量を見つけることをおすすめします。
- 声だけでなくノイズも大きくなる
- 極端に上げると音割れする
- 少しずつ調整する
これから録音するときに声を大きく録るには
今後の録音で「声が小さい」という失敗を防ぐためのポイントです。ボイスメモでは、一般的な録音機器のように数値を指定して入力ゲインを上げるのではなく、マイクと録音対象との距離などを調整することが基本です。Appleも、録音レベルを調整する方法として、iPhoneのマイクを録音対象へ近づけたり離したりする方法を案内しています。
- iPhoneと話者を離しすぎない マイクは距離が離れるほど集音しにくくなります。可能な限り話者の近くにiPhoneを配置しましょう。
- マイク部分をふさがない iPhone本体のマイク部分を手やケースなどで塞がないようにします。
- ケースなどが干渉していないか 分厚い手帳型ケースなどがマイクを覆ってしまい、音がこもったり小さくなったりする原因になることがあります。
- 騒音の多い場所を避ける 周囲がうるさいと、声が埋もれて相対的に小さく聞こえてしまいます。
- 録音開始後に短く試し録りする 本番の前に数秒だけ録音し、すぐに再生して適切な音量で録れているかテストする習慣をつけるのが最も確実です。
音量を上げても聞き取りにくい場合
「ボイスメモの音が小さい」と感じていても、実は単純な音量調整とは原因が異なるケースがあります。
雑音が多い・声がこもっている
元の録音環境により、風切り音やエアコンの音が大きい場合、音量だけを上げても雑音まで増幅されてしまい聞き取りやすさは改善しません。
iPhone標準機能も確認
iPhoneのボイスメモには「録音補正」機能もあり、再生時の周囲のノイズやエコーを抑えることができます。音声そのものの音量不足ではなく、雑音によって声が聞き取りにくい場合は、まず録音補正を試す方法もあります。
なお、Appleによると録音補正などの再生設定を変更しても、録音データそのものには影響しません。
不要な前後部分だけを削除したい場合は音声カット・トリミングツールも利用できます。
ほとんど音が聞こえない
無音に近い場合は、単純に録音音量が小さいのではなく、録音時に音声が十分に記録されていない、再生出力先が意図しない機器になっているなど、別の原因も考えられます。ほかの録音や音楽・動画を再生して、同じ症状が出るか確認してみましょう。Bluetooth接続中は再生先をiPhone以外へ切り替えられ、コントロールセンターから出力先を確認できます。
音声の一部だけ小さい
話し手が動き回ったり、マイクから顔を背けたりした場合、一部だけ音が極端に小さくなることがあります。この場合、ファイル全体を一括で音量調整するツールだけではバランスをとるのが難しい場合があります。
ボイスメモの音量についてよくある質問
ボイスメモの録音後に音量を大きくできますか?
はい、可能です。録音された音声データをファイルとして書き出し、音量調整ツールを使用することで、後からでもファイル自体の音量を大きくすることができます。
音量を上げると音質も良くなりますか?
音量を上げても、元の音質自体が良くなるわけではありません。声と一緒に周囲の雑音やホワイトノイズも増幅されるため、上げすぎると逆に聞き取りにくくなることがあります。
iPhoneの音量ボタンで録音された音も大きくなりますか?
iPhone側面の音量ボタンは、あくまで「その時に再生しているスピーカーの音量」を変更するものです。録音されている音声データ自体の音量が大きくなるわけではありません。
声が小さすぎるボイスメモも大きくできますか?
元の録音に音声成分が残っていれば、音量を増幅して聞き取りやすくできる場合があります。ただし、声と一緒にノイズも大きくなるため、極端な増幅には向きません。また、録音されていない音声を後から復元することはできません。
まとめ
iPhoneのボイスメモの音が小さいときは、原因に合わせて以下の3つのアプローチで解決を図りましょう。
再生音量が小さい
→ iPhoneの音量ボタンやBluetoothの接続先など、本体側の設定を確認する。
録音済み音声そのものが小さい
→ WebToolGenなどの音量調整ツールを使い、音声ファイル自体の音量(ゲイン)を引き上げる。
今後の録音が小さい
→ マイクとの距離やケースの干渉を見直し、録音環境を改善する。
状況に合わせた適切な方法を選び、聞き取りやすい音声データを目指してください。